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2012年01月 アーカイブ

デトロイトの回復

1978年、デトロイトは1985年の燃費規制完了まで約800億ドルの巨額の設備投資を行うとしました。


これらの投資は過去の治工具類中心の投資でなく、新工場や新設備、研究開発への投資です。


レーガン政権のもとで投資減税が実施されているとはいえ・・・


これだけの投資を償却していく負担は決して馬鹿になりません。


現にGMの治工具類を含めた償却負担は82年には77年の倍に増大しました。


また1985~90年にかけて、デトロイトは競争力格差解消のためにもう800億ドルの投資が必要になるといわれてもいます。


第ニの品質水準については、大幅に改善されたとはいえ、依然としてリコール件数が多くありました。


さらに、GMのXカー初め、何年間かにさかのぼってではありますが延べ何十万台とか100万台水準に上るリコールが依然として後を絶たないのです。


ホンダ 中古車が頑張る日本の体質では考えられませんね。

日本車との直接競合

アンケート調査による消費者の反応もやはり日本車や中古車検索に対する評価が高く・・・


アメリカ車に対する評価は若干上がってきたとはいえまだ相対的に低く、消費者の不信はなお強いものがあります。


この品質水準の問題は、労働の質もさることながら生産工程における生産技術や生産システムのレベルが大型車の小型化や生産の小型車転換に十分に適合できる形で上昇していないこと・・・


さらに、同じく部品メーカーが小型化や小型車転換に伴う設計変更や各種の技術変化にフォローできない部品生産システムの欠陥が根強く残っていることに起因するものです。


このようなことは、短期間での改善はむずかしいのです。


第三の小型車転換については、GMがJカーの失敗からトヨタとの共同生産のプロジェクトに切換えたことでも分かるように・・・


小型車、とくに日本車と直接競合するサブコンパクト・カーの生産では、デトロイト全体が大きな困難を抱えています。


小型車生産比率の高いフォードやクライスラーでもサブコンパクト・カーはまだコスト的にペイしない状態が続いているとみられます。


これはとくにサブコンパクト・クラスの生産ではデトロイトの経験が浅いこともあって、有効な部品の生産と供給の体制が整っていないことが大きく響いているからです。

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