輸出自主規制とアメリカの自動車産業

1983年のアメリカ自動車メーカー業績回復のテンポは極めて早いものでした。


第二次石油危機以降の4年こしの累積赤字70億ドルを帳消しにしてしまう勢いでした。


・・・またその後の状況をみても、これ以上の自主規制は一見必要なさそうにみえます。


はたしてデトロイトの業績回復は自主規制を必要としないほどの、産業としての体質改善によってもたらされたものでしょうか?


また、今日までの業績回復に自主規制はどの程度貢献したといえるのでしょうか。


この点については、自主規制は、年間40万台もの日本製小型車(ホンダ 中古車なども含む)のアメリカ市場への流入をストップさせたことで・・・


長期自動車不況に悩まされたデトロイトに合理化による立直りの機会と値上げのきっかけを与えたことは確かです。


・・・したがって今後の自主規制の延長は、デトロイトの合理化効果のいっそうの浸透と、予想される大型車の値上げを助ける効果をもっています。


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